バックカントリーを始めるにあたってどんなザックを選べば良いのか、どういった使い方をしているのかわからないという方へ、バックカントリー用のザックが選べるように今日はバックカントリーで最も大事な部分といっても過言ではないザックについて紹介しようと思います!
エアバック付きのザックは必須⁉
よく聞かれる質問です。バックカントリーに興味を持ち始めて、いざ始めるにあたって最初に疑問に思うことだと思います。このエアバック付きのカバンは必須ですか?10万くらいするんですけど買わなきゃだめですか?
結論から言うと必須ではないです。もちろん余裕があるなら買ってもらいたいです。しかし実際のところ通常の登山用のザックで登っている人も多いです。ビーコン等、いわゆる三種の神器は必須ですが、雪崩用エアバックは、あくまで推奨とされています。重さや値段、使い捨てのものも多くなかなか普及していないのが現実です。企業努力もあり少しづつ安くなってきたり、充電式のものも出てきましたがまだ少し高い気がします。今後に期待したいです!下にABSというドイツメーカのエアバックの大切さがわかるよう動画載せておきます。雪崩怖すぎ😨
ということで本題のザック選びの基本的な確認事項を紹介していこうと思います!下にポイントをまとめます
- 日帰りならサイズは20L~30L前後
- スノーボードの場合は、板とストックを取り付けれるか確認!
- 軽さと丈夫さ、背中部分の通気性
まず前提として荷物は出来るだけ軽くしたいので、大きいものを選べば良いというわけではありません。日帰りなら大きいものでも25L程度のもので足りると思います。スノボードの場合は、登りは背面部分に板を取り付けて登るので、板のサイズに合ったリュックを選ぶようにしましょう。また下りはストックをサイドに固定して降りるような形になります。サイドのベルトはたいていのザックについているので特にスノボードの板が取り付けれるかをしっかり確認しましょう。またバックカントリーの半分は登山なので軽さや、通気性は重要です。天候にはよりますが登りは熱くなることが大半です。またさらに、冬は汗を冷やしやすいので夏より重要という説もあります。基本は服装で調整できますが、背中部分は常にザックと密着して蒸れます。重要なのでもう一度言いますが、冬山は、汗を冷やすと一気に体温が落ちることもあるので、通気性はとても大切です。あとは、バックカントリーの場合、一度滑った後、山を登らないと帰れないなど、登りと下りを繰り返すことが多々あります。なので荷物の出し入れは結構行います。なのでサイドから開け閉めできるものや、小物入れれるようば収納スペースが充実しているものが便利だと思います。
ザックの中身
おまけでザックの中身について最低限必要なものをまとめました。
- 三種の神器(ビーコンは装着)
- ファーストエイドキット
- クライミングシール
- 体温調整用の防寒着、中間着
- 飲料、軽食、非常食
- ゴーグル、サングラス
あとは、それぞれの好みで増やしてもらって大丈夫です。
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