パウダースノーを探せ!バックカントリーでパウダーを食らうための基本原則

入門編 

こんにちは。最近ではJapawと呼ばれる日本の上質なパウダースノーが人気となっています。そんなjapawの最高品質を味わえるのがバックカントリーです。今日はバックカントリーの醍醐味でもあるパウダースノーについて、発生条件や発生しやすい地形などを紹介していこうと思います!せっかく頑張って登ったならいいところ滑りたいですよね。登山計画やどこを狙って滑るかの判断材料になれば幸いです。

パウダースノーとは

  雪って新しい雪でもベタベタしたものや、雹のようなものなど色々ありますよね。その中でパウダースノーとは、比較的サラサラとした雪のことを指します。雪の中でも水分が少なく、ふわふわとした柔らかい粉雪のような状態です。パウダースノーを実際に滑ると体が宙に浮くような浮遊感や独特の柔らかさを味わうことができ、多くのスキーヤとスノーボーダーを魅了しています。日本のパウダースノーは、世界で有名で、世界各国からニセコや長野に集まっています。

発生条件

 そもそもパウダースノーは特定の条件を満たさないと発生しません。そのポイントは2つ、温度と湿度です。この2つが低くないと上質なパウダースノーは発生しません。なので沿岸部や少し暖かいような地域では発生しづらい傾向があります。なので基本は少し内陸側でよく冷え雪が沢山ふるような地域が狙い目です。また少し暖かい地域でも標高が高ければ気温が低くなるので頑張って登ればパウダースノーに遭遇する場合があります。なのでバックカントリーでパウダースノーを狙い行く場合は、まずその地域や標高が条件に合うかどうかが大切になります。

またバックカントリーの場合、雪が降りすぎると、安全のため降った当日は断念することもあります。またその翌日も風や天候により断念するというのもよくあります。降った数日後でもノートラックの斜面を滑るというのもよくある話です。そういう時に狙い目なのが北向きの斜面です。理由としては北向きの斜面は日陰になりやすいからです。降雪して積もったパウダースノーも日中太陽によって融雪してしまい乾いた軽い雪じゃなくなってしまいます。しかし、日陰なら太陽に暖められることなく、冷やされたままの良い雪のまま保存されます。

北向きの斜面がなぜ影になりやすいかについては、中学校の理科を思い出してください。太陽は東から昇って西に沈んでいきます。そしてその経路は、南側に傾いています。そして更に冬は南側に傾きながら東から西へと移動します。なので特に冬は南を背にして北を向いた斜面では日陰となる時間が長くなります。

圧接されたゲレンデでも北向きの斜面は、滑りやすい柔らかい雪のことが多いので、ゲレンデにおいても斜面の向きを気にしてみてください!

http://rikamato.comより転用

以上、最後まで読んで頂きありがとうございます。

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