バックカントリー初期費用 ゲレンデスキーヤーがバックカントリーを始めると実際いくらかかるのか計算してみました。

道具・装備

 こんにちは!バックカントリーって興味あるけど、なかなか踏み出せない、、、って方多いですよね。その理由の1つが、特殊な道具など新しく買わないといけないものが多く費用がかかるからだと思います。当サイトでは、 登山道具レンタル やガイドツアーの付属レンタルなどを上手く利用することをおすすめしていますが、実際バックカントリースキーを始めるにあたって道具を全て買いそろえるといくらかかるのか疑問に思いますよね。そこで今回は改めて初期費用がいくらかかるのか計算してみようと思います!

前提条件

 ゲレンデでスキーをするものは一通り持っている条件で、バックカントリーにおいて安全に必須な必須道具を必要最低限揃えていくとします。また、ストックなどバックカントリー用のものでもなくても代用できるものは買わないという条件で計算していきます!

 ブーツは、兼用靴をお勧めしてますが、気合いでアルペンブーツで登っている方が1シーズンに1人くらいにお会いするので、買わないとします。僕は買った方がいいとは思いますが。。。

あとは、ザックはある程度のものが入ればいいので計算には入れてません!

板+ビンディング

 ここも計算に入れるか悩みどころでしたが、スキーの場合、ビンディングが容易に交換できず、ゲレンデスキーヤーの場合、バックカントリー用のビンディングを付けたものを使用していないだろうと考え、板とビンディングは買うことにしました。

 まずは板ですが、6~10万円前後です。ちなみにバックカントリー用の板は化粧面だけ変わって中身が変わっていないということが多い(小声)ので新モデルじゃなくても大丈夫です。

 そこにツアービンディングというウォークモードがあるビンディングを使用します。かかとが上がり登りには必須です。これが高くて7~11万ぐらいします。普通のアルペンビンディングって2万ぐらいで帰るので、バックカントリー用のビンディングの高さは驚きですよね。僕もそのギャップに驚きました。

と、いうことで店などセット購入などを考え最安でも板+ビンディングで10万円強ぐらいします。いきなりいい額ですね。ごめんなさい。ただ、ここは絶対レンタル出来ないところですし、妥協できないところでもあるとは思うのでそれぞれ納得できるものを選んでください!

クライミングスキン

 スキーが決まれば次はクライミングスキン。スキーに貼るシールでシールのおかけで滑り落ちずに登ることが出来ます。相場ですが大体2~3万円ですね。とりあえず最安の2万ということにしておきます。

三種の神器  ビーコン、プローブ、ショベル

 次にバックカントリー三種の神器と呼ばれるビーコン、プローブ、ショベルです。万が一、雪崩に巻き込まれたとき、助かるためにも、そして仲間を助けるためにも必須ですので必ず用意してください。

  • ビーコン 4~6万円
  • プローブ 1万前後
  • ショベル 1~2万円

計6~9万円程度で買えます。ただメーカによってはこの三つをセットで販売しており、特にこだわりがなければこの3点セットで買うとお得です。現在、(2021年9月)楽天で5万円以下と、個別でかうよりかなりお得です。(Amazonでは探しましたが販売していませんでした。)ということでこの三点セットは、5万円とします。

まとめ

以上まとめてみると

  • 板+ビンディング  10万円
  • クライミングスキン(シール) 2万円
  • 雪山三種の神器 5万円

ざっと17万です。笑 ここでブーツも入れると安くてプラス5万円くらいです。ビーコンは年々高性能化や低価格化しているのもありますが、改めて考えてみると板とビンディングが占める割合が高いですね。自分のなかでは雪山三種の神器が結構いくかなと思ったのですが、いざ調査してみると結構安くていいものも出てきており、新しい発見でした。

 一度にこの金額を支払うのは厳しいという方は、数シーズンにわけて少しづつ揃えていったり、レンタルなどを駆使するなど、自分に合った賢い選択をして買い揃えていくのがお勧めです。また、メンテナンス等きちんとすれば長く使えるものもありますのでそのあたりも考え方次第だと思います!

今回、計算したものはあくまで最低金額です。ここからさらに少しづつ装備を充実させていけば、より楽しく快適にバックカントリーを楽しめると思います。

ほかにもこれは必須なんじゃないか?ってものがあればコメントお願いします。

以上最後まで読んでいただきありがとうございました!

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