クライミングスキン おすすめメーカー3選

入門編

こんにちは! バックカントリーってスキーを履いて登っている画像をよくみるけどどうやって登っているの?落ちないの? 疑問に思いますよね。その秘密は、クライミングスキンと呼ばれるシールにあります。今日は、スキーヤーがバックカントリーを始めるにあたって必須なクライミングスキンについて、個人的におすすめしたい3つのメーカーを紹介しようと思います!

クライミングスキンとは

そもそもクライミングスキンとは、冬山の登りの際に必要となるシールです。シールの背面には 滑り止めである毛が植えてあります。この毛は、前には滑り、後ろに下がらないように植え付けられています。いざ滑る!というときには外して滑ります。クライミングスキンと呼んでいますが、クライミングシールだとかシールと呼ぶ場合もあります。今回は、そのクライミングスキンの特徴やおすすめを各主要メーカーごと紹介しようと思います!

クライミングスキンを選ぶ際に見てほしいポイントは2つ

・滑り止めの毛の材質

・のり面の扱いやすさ

の2点です。
クライミングスキンは毛の材質によって登りやすさが変わります。
毛は、大きく分けて3種類に分別されており、ナイロン製、モヘアと呼ばれる山羊の毛を使用したもの、その両方をMIXしたもの、の3種類が主要です。
それぞれの特徴を簡単に説明するとナイロンは、毛が固くグリップ力が強いです。
モヘアは毛が柔らかく滑りやすい。グリップ力が強すぎると登るときに引っかかってしまい登りづらいです。逆に滑りやすいとグリップ力が弱くバックしてしまいます。
季節や山の難易度でわける方もいますが、初心者の方にはグリップ力の強いナイロン製のものがオススメです!大は小を兼ねるように、あらゆる季節や状況でも使え、かつモヘアに比べて耐久性も高いので最初に買うならナイロン製のものが良いと思います。

また、登った後は、クライミングスキンは剥がし、ザックに収納するのですが、この際、のり面同士をくっつけてはいけないものなど扱いに少し注意しないといけないものあります。

またメーカーにもよりますが、同じクライミングスキンでも幅や長さが違うものが何種類かあります。選ぶ基準として、まず、自分のスキーの長さに合うものを選んでください。
幅は、自分でカットしてあわせて使うのが一般的です。(トリミング) スキーバイスなど、板を固定できるものがあれば初心者でもカットはそんなに難しくはありません。
大抵は、買った商品の説明書にやり方が載ってます。あとカットするためのカッターも同封されています。
お店によっては無料でカットしてくれますが正直有料でやってもらうほどのことではないかと思います。多少の失敗も機能に大きな影響はないのでぜひチャレンジしてみてください。笑

コスパ最強 Black Diamond

まず紹介したいのはアメリカのアウトドアメーカーのBlack Diamondです。個人的な感想ですがBlack Diamondの商品は必要な性能を満たしつつも安い商品が多いような気がします!主要なものを3つ紹介します。※Black Diamond社のクライミングスキンはシール面(のり面)同士をくっつけてしまうとシール面の吸着力が弱くなってしまいます。付属の緩衝材を用いて折りたたんで持ち運ぶ形になります。その手間を気にしないのであればおすすめです!

・アセンションシリーズ(ナイロン)

今回紹介するクライミングスキンで最安値は、 Black Diamond アセンション。 Black Diamond のナイロン製のクライミングスキンです。個人的に初心者におすすめはこのシリーズです。

・グライドライトミックス(ナイロン+モヘア)

Black Diamond のナイロン+モヘア製のクライミングスキンです。 アセンションシリーズより滑りやすく軽いクライミングスキンです。

・ウルトラライトミックス( ナイロン35%+モヘア )

上記のグライトライトミックスをさらに薄くしたもの。使う状況は限定的になるが、トップシーズンや急斜面が少ないところでは大活躍!

POMOCA

次に紹介したいのはPOMOCA!独自のPOMOCAグルーは、グルー面どうしを貼り合わせて使う事が可能です。スキーからシールをはがしたらそのまま畳めばいいだけなので、収納も簡単ですぐ滑りに行けます!

・CLIMB 2.0 (ナイロン70%+モヘア30%)

・CLIMB PRO S-GLIDE(ナイロン70%+モヘア30%)

POMOCAは滑走性を重視しており、ナイロンのみの製品はありません。CLIMB2.0を公式ではエントリーモデルとして紹介としてますので、初心者の方には CLIMB 2.0 をお勧めします!

contour

最後のおすすめは、 contour です! contour は新世代の接着テクノロジーの「hybird」を使用。他社のシール面は熱に弱く乾燥方法や夏場の保存にかなり気を使いますが、 contour はそういったそういった手間を気にすることなく使えます。もちろん使用後の乾燥などは必要ですが。また、接着面同士をくっ付けて収納することも可能です!

・hybrid pure

モヘア100%品です。ロングツアーなど滑走性を重視したいときはこれ!

・hybrid mix (ナイロン35%+モヘア65%)

モヘアとナイロンをブレンドした、耐久性と滑走性を兼ね備えたモデル。場所を選ばず使用するのでエントリーモデルとしてはおすすめだと思います!

以上クライミングスキンの紹介になります。クライミングスキンはどの製品も一長一短があり、悩むと思いますので、個人的な意見でよければ相談にのりますのでコメント、問い合わせでお願いいたします。ぜひ自分に合ったクライミングスキンをみつけてください!

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