バックカントリーに使える情報サイトまとめ

山 地図入門編

バックカントリーにおいて計画や下調べが重要なのは言うまでもないと思います。しかし始めたばかりだと、天気予報サイトくらいしかわからないですよね!バックカントリーに使えるサイトをいくつか紹介し、より安全な冒険の手助けになれればと思います。初心者はガイドを付けることを強く推奨します。そのうえでのリスクを減らせるように備えるため、事前の情報収集、計画をたてるのに役立ってくれたら嬉しいです。

下調べってなんでするの?

 より安全性を高めるためです!下調べである程度危険な箇所の把握が出来ます。危険な箇所を予め避けるようにルートを決め、少しでもリスクを抑えましょう。下調べは危険箇所の確認が主と言ってもいいかもしれません。地形や森林、堰堤などの確認、数日間の天気の情報など、実際のバックカントリーで使える情報サイトを紹介してきます!

雪崩情報の確認

日本雪崩ネットワーク  ピンポイントでの雪崩報告や天気雪崩情報収集用のサイト

 雪崩は起きやすい条件や気候など、いろいろ紹介してきましたが、一番役に立つ情報は、目的地で最近雪崩が起きたかどうか、という情報です。頻繁に雪崩が起きているポイントや直近の情報を確認できるので、危険個所の認知や直近の報告から現在の弱層の不安定性などを推測できます。ただ場所が限られており、白馬、ニセコ、立山、妙高など国内の主要なエリアのみとなっています。また、その日の雪崩危険度や傾向も載っています。このエリアに行くときは、このサイトを使って事前に情報収集して、ルートや行き先の参考にします。こういったピンポイントでの情報が得られるってありがたいですよね。もし上記のようなエリアに行く場合は出発前にぜひ参考にしてみてください!! ただし雪崩情報はあくまで点(ピンポイント)での報告でその山の状況全てがわかるというわけではないので注意しましょう。

・北海道雪崩研究会 同様のサイトの北海道Ver  北海道は言ったことないので利用したことはないですが、使えそうなサイトを見つけたので紹介しておきます。いつか北海道行きたいのでメモ代わりに載せました。

天気・降雪系

SCW 天気などはもちろん、風速や風向きを可視化したものがみれます。このサイトのいいところは地域ではなく、ピンポイントで天気や風向きを確認できるところです。雪山の場合、雪庇が出来るので事前に大まかな風向きを確認できれば注意できます。ただし、地形などは考慮されていないようなのであくまで大まかな風向きがわかります!ちなみにSCWとは Super Computer Weatherの略らしいです。実際天気はそれぞれいつも使っているもので大丈夫かと思いますが出来るだけ山に特化したものが良いと思います。皆様のおすすめサイトがあったらぜひ教えて頂きたいです。よろしくお願いします。

windy 似たようなサイトで、視覚的という意味ではこちらのほうが分かりやすくおすすめです。アプリ版もありますので興味がある方はダウンロードしてみてください。

雪氷防災研究センター 降雪の結晶の様子を確認出来ます。

結晶の構造を報告してくれるサイトです。結晶の構造から弱層が形成されているのか判断します。弱層や結晶についてはこちらをご覧ください。

危険個所の確認

google map  ある程度ルートが決まっていたら、衛星写真等でそのあたりの植生情報や沢の位置、堰堤の位置などを確認します。普段使いなれているであろうということでgooglemapを紹介していますが、衛星写真(夏)が見えれればなんでも構わないです。バックカントリーでは、沢(川や谷)となっている部分を滑ることが多いです。そしその沢の途中には堰堤(砂防ダム)が設置されていることが多いです。気候や地形によっては、上部から滑ってくると堰堤が見づらく、怖い思いをすることが多々あります。また場合によっては大きい怪我や事故になりかねないので必ずチェックしておいてください。

当日の山の様子

これは行きたい場所にもよりますが、スキー場やロープウェイがある場合は、ライブカメラで上部の映像を放映してくれているところがあります。当日の上部の様子がわかるのでルートの最終決定に役立ちます。ガスや降雪の様子や風の様子など意外と参考になります。とりあえず参考までに白馬エリアのライブカメラを紹介しておきます。実際は自分の予定してる山でライブカメラがないか探してみてください。検索すればすぐ出てくると思います。

白馬エリア

以上、バックカントリーに使える情報サイトまとめです。他にも使えるサイトがあれば更新しますので、教えて頂きたいです。コメントDM等よろしくお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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